お役立ちコラム
最近増えている女性土木作業員 全体の割合や男性作業員との差とは?
2023年01月29日
土木作業員と聞くと、男性の方が多く働いているといったイメージのある方が多いのではないでしょうか?
しかし、実は最近女性でも土木作業員として働いている方が増えています。
そこで今回は、最近増えている女性土木作業員の全体の割合や男性作業員との差を解説していきます。
女性で土木作業員として働いてみたい方、土木作業員に興味がある女性の方必見です。
七海建設は、公共工事、民間工事での土木工事・舗装工事を松戸市・流山市を拠点に施工管理、施工を行っております。
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そもそも土木作業員はどんな仕事をしているのか?
そもそも、土木作業員がどんな仕事をしているのかその内容を知らない方も多いでしょう。
基本的に、土木工事に従事している方を土木作業員と呼んでいます。
土木作業とは、木材や鉄材などを使い行う工事の場合は、家屋や道路河川など現場は多岐にわたっています。
土木工事の種類はさまざまです。
● 道路工事
● 河川・海岸工事
● ダム工事
● 橋梁工事
● 土地区画整備
● 水道工事
● 建設(家屋、ビル、空港など)
主な仕事内容としては、資材をはこんだり、掘削・水道管やガス管などの補修のためアスファルトをはがしたりする業務などです。
よくとび職と混在する場合がありますが、とび職は足場の建設や解体、建造物の骨組み業務がメインです。土木工事とは別物なので知っておきましょう。
女性が増加中の土木作業員
土木工事業界は人手不足が叫ばれている影響もあり女性進出が増えています。
土木業界で土木作業員として働いている女性を指す「ドボジョ」といった言葉も誕生しています。
女性の割合は6%程度
現在、土木業界は女性の進出が増え、ドボジョといった言葉も生まれるほど注目されています。
しかし、現在の女性土木作業員の全体割合は6%程度です。
年々女性の割合は増えているものの、まだまだ女性の割合は少ないといえます。
より土木業界への女性進出を促すために「土木技術者女性の会」が整備されました。
土木技技術女性の会では、職場を越えたドボジョの交流の場やドボジョの先輩への相談ができる場を提供できるようになっています。
男性との給与の差
残念ながら、女性土木作業員と男性土木作業員の間に給与面の差は存在します。
そもそも、土木業界の平均月収は25〜30万円ほどです。
男女の年代別の平均月収は以下の表の通りです。
年齢別 |
男性 |
女性 |
20代 |
27.2万円 |
14.4万円 |
30代 |
32.4万円 |
18万円 |
40代 |
33.6万円 |
18.2万円 |
50代 |
31.7万円 |
29.3万円 |
上記の表を見てもらえればわかる通り、男女で給与面の差はかなり大きいです。
しかし現在、国土交通省などは女性がより働きやすいように、給与面や労働環境(トイレや更衣室など)の見直しを行っています。
ただ、完全に男女の差がなくなるにはもう少し時間がかかってしまうでしょう。
土木業界へ就職する際には、女性の採用に力を入れているところを選ぶか、資格を取得し給与を上げるなど努力が必要です。
土木作業員として働いている方の悩み
女性が増えてきたといっても、まだ少ないため実際に働いている方には悩みを抱えている方も多いです。
実際に就職する前には、実際に働いている方はどんな悩みを持っているのかを知っておくようにしましょう。
体力的な差
実際に土木作業員になった場合は基本的な仕事内容に男女の差はないため、女性でも男性と同じ仕事をする覚悟が必要です。
そうなると体力面や筋力的ハンデを感じる方が多いです。
女性だからといって仕事内容を優遇されているとは思わない方がよいでしょう。
また、土木業界の仕事内容は人の生活やインフラを支える仕事です。きっちりとした完璧な仕事が求められるため、厳しく指導される場合もあります。
妊娠や出産との両立や復帰
土木作業員の仕事内容の多くは、力作業です。妊娠が発覚すれば早々に産休へ入らなければいけなくなる場合も多いです。
妊娠が発覚した場合は、会社によってオフィスワークなどに変更してくれる場合もあるので、就職前に確認しておきましょう。
実際、結婚や出産と仕事の両立に悩む方は多いです。しかし、最近は出産からの復帰もしやすくなっている会社もあります。
男性が多いからこそのセクハラ問題
あってはいけませんが、男性が多いからこそセクハラの被害にあう方も多いです。
性的な話題や、体に触れられるなどの被害が多く、中にはセクハラといった意識がなく、コミュニケーションの一種として行う方もいます。
コミュニケーションとして行っている方の場合、やめてほしいと話してもわかってもらえないかもしれません。
日焼けなどの肌トラブル
土木作業は基本的に屋外での仕事です。そのため、日焼けの悩みは年中抱えている方が多いようです。
一定の年齢になっていくとシミやそばかすの原因にもなってしまいます。
日焼け止めを塗る方もいますが、汗などで流れてしまいます。キレイな肌を保つためには、日ごろの丁寧なスキンケアが必須です。
まとめ
今回は、最近増えている女性土木作業員の全体の割合や男性作業員との差を解説しました。
女性土木作業員は確かに増えていますが、まだまだ男性が圧倒的に多い男性社会のため女性が飛び込むにはそれなりの覚悟が必要です。
とはいえ、最近は女性でも働きやすい環境へするために国や会社も対策などを行っています。
就職をする場合は、女性が働きやすい環境づくりに努めている会社や企業に絞るのが重要です。
七海建設は、充実した福利厚生が整っております。
残業がほとんどなく、資格取得も支援しているので、自分のペースでキャリアアップが目指せます。
アットホームな雰囲気なので、長い経歴を持ったスタッフが多く在籍しているもの弊社の特徴です。
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